今回は「イベント」。
息もつかせぬ展開で映像が過去と現在を行き来して交錯する作り。
はらはらどきどきの展開でストーリーが進む
ミステリードラマ…というわけですが。
この過去と現在が交錯する作りってのがいつから流行始めたのか知りませんが
単に見にくいだけ。
しかも謎をはらんだような展開でも
時系列順に映像を並べれば普通の展開、映像手法で謎があると思わせるだけ、
というものです。
このシリーズは、
自分たちの星が滅亡の危機を迎えたため
移住するのに最適な星を探して地球に到達したが、地球を見つけたときは
まだ地球人の文明や科学が未発達で自分たちを受け入れられる状態になかったため
影に隠れ文明・科学の発達をサポートしてきた。
ところが地球人には昔から外からの敵から地球を守るため力を尽くしてきた集団がいて、
彼らの計画を阻止しようとあらゆる手を尽くして妨害工作をしていた。
アメリカ合衆国はその異星人たちの存在に気づきその異星人たちを捕らえて
大統領すら知らない秘密の場所に閉じ込めていたが、友好的な大統領が彼らの解放を望み
異星人たちとの和平協定を結ぼうとしたため
地球を守る集団は様々な手を尽くして異星人たちの行動を妨害する…
と言うお話。
ネタ晴らしのように見えますが、
ストーリーが進むと焦点は異星人と地球人の丁々発止のやりとりがメインになります。
というわけで、様々な謎があるように見せかけた始まりの数話は
微妙にそのことを隠して展開するので大きな謎があるかのように見えます。
ま、確かに最初の2、3話ははらはらどきどきするので
その手法は正解のようにも見えますし、
物語の大きな構成がわかると、地球人と異星人のやりとりは騙しあいのようなことばかり。
で、そのあたりまで見てくるとキャラクターの性格や行動がおかしなことに気づきますね。
個人個人の論理がその場その場でころころ変わるんです。
話が進むと、ああこの結末を引き出すために仕方ないんだ、と思うのですが
残念ながら「なんで今そんなことをする?」というのが気になりだして
いらいらしてしまう、と言うのが感想。
第1シーズンの終わりには「この先どうなる?」と期待する終わり方をしますが
残念ながら途中がぐだぐだだったせいか、打ち切りになってしまったようです。
ま、大きなストーリーがあるのでその展開のためには
キャラクターの性格を安定させるのは難しいのかも知れませんが
それにしても残念な作りでした。